ENVIRONMENT

精工技研グループのサステナビリティについての考え方、
取組みについてご紹介します。

ENVIRONMENTAL POLICY

環境方針

環境方針のイメージ写真

当社グループは、地域社会を構成する一員として「地球環境を守ること」は、企業に求められる最も重要な使命のひとつであると考えております。
当社グループでは、製造業として、「高品質なものを安定して製造すること」が最も地球に優しい事業活動である（無駄な資源・エネルギーを消費しない、無駄な廃棄物を排出しない）と考え、「不良率ゼロ％」を目指した生産品質管理体制の構築に取り組みます。
その他、製造工程における環境負荷物質の排除など、開発・設計・製造・販売のあらゆる企業活動において継続的な環境改善を実施し、企業としての社会的責任を果たしてまいります。

環境方針

当社は、精密金型と光部品の設計・開発から生産、販売の全ての事業活動において “地球環境を大切にする”ことを基本として、技術的、経済的に可能な範囲で、全員参加で継続的改善と環境汚染の予防に取り組みます。

  1. 省エネルギー・省資源の推進を図ります。
  2. リサイクルの促進により、廃棄物の削減に取り組みます。
  3. 環境負荷となる有害化学物質の削減と管理に努めます。
  4. 環境に配慮した製品の開発・設計に努めます。
  5. 環境に関する法規制、および当社が同意するその他の要求事項を遵守します。
  6. 環境目的および目標を設定し、定期的に見直すことで、環境マネジメントシステムを継続的に改善します。

この方針は、当社で働く又は当社のために働く全ての人に周知徹底するとともに社外に公開します。

2007年 3月 30日
株式会社　精工技研
代表取締役社長　上野　淳

GOALS

中長期目標

当社グループは、温室効果ガス排出量削減に向けた取り組みを着実に推進するため、中長期目標を設定しています。
2026年度までに、2020年度比で17％の温室効果ガス排出量削減を達成し、2050年度にはカーボンニュートラルを達成することを目指します。

基準年 達成年 目標値
中期目標 2020年度 2026年度 17%削減（Scope1,2）
長期目標 2020年度 2050年度 カーボンニュートラルの達成

OVERVIEW

2024年度総括

2024年度は、サステナビリティ推進室を中心に、温室効果ガスの排出削減に取り組みました。
当社グループは、2026年度までに温室効果ガス自社排出量を2020年度比で17％削減する中期目標を掲げています。この目標達成に向け、グループ全体での節電対策を強化するとともに、省エネ設備への更新を推進しました。
さらに、再生可能エネルギーの導入に向けた検証も進め、環境負荷の低減に向けた取り組みを積極的に実施しています。これらの取り組みにより、Scope1およびScope2における温室効果ガス排出量は 7,848t-CO₂ となり、2020年度比14.6％削減しました。

温室効果ガスの排出量削減

温室効果ガスの排出量削減
  2020 2021 2022 2023 2024
Scope1     115     123     163     132       64
Scope2 9.076 9.517 8,294 7,637 7,784
Total 9,190 9,641 8,458 7,769 7,848
Target 9,190 8,933 8,676 8,418 8,161

ACTIVITIES

環境活動

デコ活宣言

2050年カーボンニュートラルおよび2030年度削減目標の実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするために環境省が展開している「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」（通称：デコ活）の取り組みに賛同し、下記のとおり「デコ活宣言」をいたしました。

デコ活宣言

精工技研 デコ活宣言内容

  • 宣⾔①製品、サービス、取組展開を通じてデコ活を後押しします！
  • 宣⾔②⽣活・仕事の中で、デコ活を実践します！

その他の取り組み

LED照明への交換・空調機の入替

LED照明への交換・空調機の入れ替え

本社事業所において、順次、蛍光灯をLED照明に交換しています。また、空調機においても、高効率な空調機器への入れ替えを行っています。

高効率設備の導入

高効率設備の導入

高効率製造設備を導入し、製造の省エネ化に取り組んでいます。（左写真の設備導入により、3.5％の省エネ効果）

電気自動車への切替

電気自動車への切り替え

一部の社用車を電気自動車へ切り替えました。今後電気自動車を含め、環境に配慮した自動車への切り替えを行います。

製品のRoHS指令適合に向けた取り組み

製品のRoHS指令適合に向けた取り組み

2005年度に代替フロン『HFC-134a』の全廃を達成いたしました。
2006年度に代替フロン『HCFC-141b』の全廃を達成いたしました。
2007年度から製品のRoHS指令適合に向けた取り組みを開始し、2011年4月、これを達成いたしました。

CERTIFICATION STATUS

ISO14001認証取得状況

2005年2月18日に環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証を取得いたしました。環境方針に則り、省エネルギー、各資源の削減、廃棄物の削減、環境に配慮した製品の開発などに取り組み、地球環境の継続的改善と汚染予防に努めてまいります。

ISO14001認証
登録証番号 01237 – 2005 – AE – KOB - RvA
対象規格 ISO14001 : 1996
JIS Q 14001 : 1996
認証取得事業所 本社工場及び第2工場、第3工場
対象範囲 光コンポーネント、光学レンズ、光無線応用製品、光コンポーネント用研磨機・機器、及び金型の営業、設計、製造。成形品の営業、製造
※端面検査装置及び、各種測定器は認証範囲外
審査機関 RvA
認定機関 DNV
登録日 2005年2月18日